東出昌大 杏から「頼られる男になる」
女優・杏(28)と元日に結婚する俳優・東出昌大(26)が28日、東京都内で行われた日刊スポーツ映画賞授賞式に登場し、結婚が明らかになって以来初めて公の場に現れ、一家の大黒柱になることを宣言した。
この日が結婚発表後初の公の場となった東出は、「石原裕次郎新人賞」を受賞した。壇上で司会者から「もう1つおめでたいことがありますよね」とマイクを向けられると、「ありがとうございます」とはにかんだ。会場からは祝福の拍手を受けると「将来的に、いついかなる時にも、頼られる男になりたいと思っています」と力強く宣言した。
俳優として着実に成長しつつある東出だが、現時点では杏の方が格上と見られる傾向にある。そんな“格差”を意識してか「家庭の中で頼られる男になるには、まず仕事を頑張ることだと思います」と大黒柱としての並々ならぬ決意を見せた。
これにはプレゼンターを務めた石原プロモーションの石原まき子会長(81)も「わたしは今でも裕次郎という人を頼っていますよ」と目を細めた。まき子会長は、映画「狂った果実」(1956年)で石原裕次郎さんと初めて共演したころは「北原三枝」と名乗り、自身が主役クラスで裕次郎さんは無名の新人という立場だっただけに、重なる部分も感じているようだった。
この日はほかにV6の岡田准一(34)が主演男優賞、宮沢りえ(41)が主演女優賞、池松壮亮(24)が助演男優賞、広末涼子(34)が助演女優賞、能年玲奈(21)が新人賞をそれぞれ受賞した。