タレントの新山千春（３３）が西武・黒田哲史２軍コーチ（３９）との離婚届を２９日、都内の区役所に提出した。

　慰謝料等はなく、８歳長女の親権は新山が持つ。

　所属事務所が同日、マスコミ各社へのファクスで発表し、「皆さまにおかれましては、年末のあわだただしい中、このような報告ごとでお手を煩わすこと、誠に申し訳ありません。今後とも新山千春をよろしくお願い申し上げます」とした。

　新山は黒田コーチ、長女とともに先週、思い出作りのハワイ旅行へ出掛けていた。

　新山は２２日に更新したブログで「家族３人でＨａｗａｉｉにきています」と記し、「結婚１０周年記念に飲もうと１０年前に私が購入したワインも持ってきました」と、結婚１０周年を記念する家族旅行であるような雰囲気で書き込んでいた。

　しかもそのブログの中で新山は夫と娘の写真をたくさん掲載し「お酒を飲みながら懐かしい話をしてみたり　お酒の力を借りて照れくさいけど、感謝を伝えてきますね！！共にたくさんの時間を過ごし、乗り越えてきた今があります。。。」とさながら仲のいい夫婦であるように振る舞っている。

　しかし新山と黒田コーチ夫婦には過去、再三別居報道が伝えられてきた。

　新山はブログでさらに夫について「どんなことがあっても、動揺を見せず、決して声を荒げずにきちんと受け止め、人のせいには絶対にしない正直で寛大で穏やかな人！！」とまで褒め称えている。

　その上で「穏やかな時間の中で　たくさん想い出を作って帰りますね。。。」とつづったのが唯一、離婚を示唆していた。

　２９日にはブログを更新して離婚報告。ハワイ旅行については「この先も娘のことを第一に考えて、お互い父親母親でありますので、親としての責任を果たす為に協力していくことを再度約束し合い帰ってまいりました」と説明した。

　新山は０４年１２月、当時巨人の選手だった黒田コーチと結婚。０６年には長女が誕生した。長女は子供タレントとして活動していた時期もあったが、今は学業に専念しているという。