新衣装の女王・水森 今年は人間ドレス
「紅白歌合戦リハーサル」(30日、NHKホール)
“ポスト小林幸子”、“新・衣装の女王”として巨大衣装が定番となった水森かおりが、リハーサルで今年の衣装を披露した。
舞台装置の上にシンプルな白いドレス姿で登場し、ややおとなしい印象を与えていたが、やがて次々とドレスから人間が出現した。
さらに、赤いドレスに早変わりすると水森は衣装ごと上昇。最終的には6・5メートルの高さまで上昇した。ドレスの内部に通された伸びるバーに寄りかかるようにして上昇しているという。
リハーサルを終えた水森は「今までは伸びるだけだったのが進化しました」と充実感を漂わせた。ドレスから人が生まれる演出は「人間ドレス」と命名。デザイナーの桂由美氏がプロデュースした衣装のうち、最初に着ている白いドレスは和紙製でかなり重いといい、「ぽろりしないようにしないと」と爆弾発言も飛び出した。
曲目は「島根恋旅」。ちなみに、水森本人は舞台の高い位置で歌い続けるため、演出の全ぼうは見えないという。