三代目 レコ大初受賞 涙にじませ

第56回レコード大賞に輝いた三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE
第56回レコード大賞に輝いた三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE=新国立劇場(撮影・田村亮介)
レコード大賞のステージに立った三代目J Soul Brothers。前列右から今市隆二、登坂広臣
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 「第56回輝く!日本レコード大賞」(日本作曲家協会主催)の最終審査会が30日、東京・新国立劇場で行われ、大賞は男性7人グループ「三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE」が「R.Y.U.S.E.I.」で初受賞した。また、最優秀新人賞には「LOVE EVOLUTION」を歌った西内まりや(21)が輝いた。

 名前を呼ばれた瞬間、リーダーのNAOTO(31)は手で顔を覆い、小刻みに身体を震わせた。ボーカルの今市隆二(28)、登坂広臣(27)らメンバー全員が涙で瞳を潤ませた。

 NAOTOは受賞あいさつで「うれしいの一言。やっと少しでも恩返しができた」とファンやEXILE一族、スタッフらに感謝した。ステージにはHIRO(45)も登場し、「本当に感動しています。メンバーが親孝行できたのかな、と思います」と祝福した。

 NAOTO、小林直己(30)は昨年EXILEのメンバーとしても受賞しており、別のグループで2年連続戴冠は史上初となる。

 HIROのパフォーマー引退をへて迎えた2014年を「パーフェクトイヤー」と位置づけ、あえて“攻めの姿勢”を貫いたEXILE一族は、三代目のレコ大初戴冠で“完璧な1年”を完成させた。

 受賞曲は6月発売でCD出荷35万枚の大ヒットに。四季をテーマにしたシングル4枚の第2弾で、夏向きの疾走感あふれるサウンドだ。ボーカル2人も参加する、走っているようなダンスは「ランニングマン」と名付けられ、YouTubeでの再生回数は1300万回を記録した。

 10年にオーディションで選ばれ、同年11月に「Best Friends Girl」でデビュー。順調にファンを獲得してきたが、幅広い世代に知名度を広げるには「代表曲」と呼ばれるヒットが必要だった。それをついに手にした。今市は「1つ上のステージに上がらせてくれたターニングポイントの楽曲」と語っている。

 来年は1月28日に5枚目のアルバム「PLANET SEVEN」をリリース。春からは初の単独ドームツアーを行う。

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