自身の不祥事のため芸能界を遠ざかっていた極楽とんぼの山本圭壱が１９日に東京・下北沢でライブを行うことを受け、相方の加藤浩次が５日放送の「スッキリ！！」（日本テレビ系）で心境を激白した。

　今年最初の放送の、トップニュースで取り上げられた。身内ネタということもあり、照れくさそうに「すいません、私事の山本の話題で」と切り出した。「やっぱり、戻りたいというのがでてきて。話をしたんです。僕も。本人の意向として、８年半休んでいるから。自分がどこまでできるのか。まず、１人の力で、事務所とか、僕とかの力を借りず、自分の１人の力でライブをやりながらどこまでできるのかやってみたいという話を２人でして。本人の意向を尊重しました」と加藤も了承の上でのライブであることを明かした。

　コンビ・極楽とんぼとしての活動再開も心から待ち望んでいる。「自分でネタをつくって、言ったら劇場も自分で借りて、自分でビラも配って。告知して。ここからあいつがどこまでできるのか。その先には僕自身もやっぱり極楽とんぼとしていつか２人でやりたいと思ってるので。延長線上にもう一回、極楽とんぼとしてライブができるようにと心から思っております」と興奮気味に語った。

　山本は０６年に未成年との飲酒、淫行を起こしたとして吉本興業から解雇され、表舞台から姿を消した。被害者とは和解し、後に不起訴となったが、すでに不祥事から８年以上が経過している。