加藤茶 重病説原因はけいれん
タレントの加藤茶(71)が5日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ系)で、昨年発生した自身の重病説について語った。
昨年6月、「鶴瓶の家族に乾杯」(NHK)に出演した際、司会の笑福亭鶴瓶との会話が続かない、ろれつが回らない、視線が定まらないといった異変が見て取れ、ネットや一部の報道で“重病説”が伝えられた。
「鶴瓶の-」の収録前日に、服用した薬の影響で加藤は全身けいれんをおこしてしまっていたという。その後、病院で診察を受けたが、収録に参加。それが、番組での異変となって現れてしまったというのだ。
加藤は「体調の悪さは分かってはいるんですけど、無理すれば仕事はできるんで、仕事をしていた」。結局、その後、「薬を抜くため」に1週間入院。45歳年下の妻・綾菜さんにつきっきりで看病をしてもらったことを明かした。
「鶴瓶の-」を加藤自身が見返しても「やっぱり異常でしたね」と感じるほどの体調の悪さだったが、この日のインタビューを受ける加藤の口調は比較的しっかりとしていた。
「ノンストップ!」はこの正月、加藤家に密着取材を敢行。綾菜さんの実家がある広島県へ出向き、ケーキを切り分ける様子、カキのバーベキューを一家で楽しむ様子などが伝えられた。
番組では綾菜さんが加藤の財産狙いで結婚したのではないか、と痛烈なバッシングを受けたことや、加藤が自分が先立った後の妻を案じる姿も報じられた。
加藤は06年に血管の大病、大動脈解離を発症し10時間にも及ぶ手術の末、生還。以後、血圧をコントロールする薬など投薬治療を受けている。