寺田理恵子 波乱の略奪婚明かす
フリーアナウンサーの寺田理恵子(53)が7日、フジテレビ系「ノンストップ!」の取材に対して一昨年、再婚相手の夫が急死した際の衝撃を明かした。
1980年代、「オレたちひょうきん族」のサブ司会でブレイクした寺田アナは37歳のとき、夫と離婚。その1年後、新たな相手と再婚したが、実は当時、彼には妻子がいて週刊誌などに「財閥の御曹司と略奪婚」などと報じられた。
「主人が独身だって言ってたので、奧さんとお子さんがいると聞いたときビックリしてしました。頭が真っ白になるくらいショックを受けて」とぼうぜん自失の寺田アナを、彼は「待ってくれ、本当に離婚するんだ」と説得したという。
しかし再婚から半年後、夫は会社の経費を水増ししていたことが発覚し、解雇された。
そして2012年12月、夫は急死した。「出勤前、シャワーを浴びに行った時に倒れて。シャワールームの隣に寝室があって、私がシーツを外したりしていたら、ドスンと音がして。慌てて119番したんです」。しかし夫は心肺停止、治療は間に合わなかった。大動脈瘤破裂。54歳だった。
稼ぎ手を無くした一家の生活を支えるため、寺田は新聞の求人広告を見て面接も受けたが、履歴書を見た担当者が「あなたが、なぜ?」と驚いたこともあるという。
ようやくベビーシッター派遣会社のアルバイトに就いたが、「母の輝く姿をもう1回見たい」と言う長女・ゆりえさん(24)の後押しもあって、寺田は昨年10月、早朝のラジオ番組にアナウンサーとしての復帰を果たした。