俳優の中井貴一（５３）が７日、都内で主演映画「アゲイン　２８年目の甲子園」（１７日公開）の完成報告会見を行い、甲子園つながりで阪神タイガースにエールを送った。

　マスターズ甲子園を舞台に、親子の絆を描く同作。実際に甲子園を使って１３年１２月に撮影を行った中井は、同じ球場で戦う猛虎に向け「“巨人・大鵬・卵焼き”の世代で全員が王さん、長嶋さんを好きだったんですが、僕は同調するのが嫌で阪神の帽子と２７のユニホームを着ていました。なので頑張ってください」と、なけなしのエピソードを絞り出した。

　また、中井の学生時代を演じた三塁手役の工藤阿須加（２３）は父のソフトバンク・工藤公康監督（５１）から「長嶋さんをイメージしたら？」とアドバイスを受けたと明かした。