大阪府教育委がインターネット上で公開している英語教材に、橋下徹大阪市長の仕事ぶりを評価するような表現があったことを受け、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏が８日、ブログで批判した。

　「権力者は裸の王様になる危険と隣り合わせ？」という見出しで記事を更新した。

　「いつでも自戒し　常に謙虚に謙虚に　一般市民の声　敢えて反対意見、批判的声に耳傾けていないと　権力の権化になりかねません…」と指摘。その理由が、「このテキスト（を）編んだ教育委員会のように　自ら権力に媚び　にじりよる『弱い威張りたがりや』が　権力の末端には必ずいるから」だとした。

　「首長さん　取り巻きしか見ていないと　裸の王様になってしまいます　気をつけてくださいね」と幅広い意見を採り入れる必要性も説いた。