NHK次々期朝ドラは「あさが来た」

今秋スタートのNHK連続テレビ小説「あさが来た」の脚本を担当する大森美香氏=大阪市中央区のNHK大阪放送局
今秋スタートのNHK連続テレビ小説「あさが来た」の脚本を担当する大森美香氏=大阪市中央区のNHK大阪放送局
今秋スタートのNHK連続テレビ小説「あさが来た」の脚本を担当する大森美香氏(右)と制作統括の佐野元彦エグゼクティブ・プロデューサー=大阪市中央区のNHK大阪放送局
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 NHK大阪放送局は14日、2015年度後期連続テレビ小説の制作発表会見を行った。タイトルは「あさが来た」。

 モデルは明治の女傑と呼ばれ、日本女子大学校(現日本女子大学)の設立に尽力した広岡浅子。

 原案は古川智映子の「小説 土佐堀川」で、脚本は05年度後期の「風のハルカ」に続いて大森美香さんが担当する。

 幕末の豪商の次女として生まれた主人公「あさ」は相撲が大好きなおてんば娘。生家が倒産の危機に際して九州の炭鉱経営に乗り出し、男たちに率先して坑内へも入っていく。そして実業家として成功したあさは、大隈重信ら明治の偉人とも交流し、銀行経営に乗り出して日本初の女子行員も育成する。人が良く、ボンボンの夫がそんなあさを支え、やがては2人で日本で初めての女子大学設立に取り組む、というストーリー。。連ドラが江戸期からスタートするのは初めて。

 連続テレビ小説は現在放送中の「マッサン」に続いて、今年4月からは土屋太鳳主役で「まれ」が始まる。「あさが来た」はその後の作品で、今年9月28日開始、来年4月2日までの全156回で放送される。

 1~2月にヒロインのオーディションを行い、2~4月にヒロイン決定、出演者発表、5月のクランクイン予定となっている。

 1961年に「娘と私」で始まった連続テレビ小説としては93作目(大阪放送局制作としては39作目)となる。

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