藤山直美がかぐや姫役 自分で竹切る

10年ぶりのスーパー喜劇に張り切る藤山直美=東京・半蔵門
会見した(前列左から)市川猿弥、市川笑也、藤山直美、水谷八重子、上條恒彦、(後列左から)市川月乃助、市川春猿、大津嶺子=東京・半蔵門
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 女優・藤山直美(56)が15日、都内でスーパー喜劇「かぐや姫」(3月6日から東京・新橋演舞場、4月5日から大阪・松竹座)の製作発表会見に登場した。

 「スーパー喜劇」とは市川猿翁一門の「スーパー歌舞伎」と喜劇、新派が合体した、歌あり、踊りあり、アクションありの舞台で、2005年11月の「狸御殿」以来10年ぶり。今回は市川一門に加え、新派の水谷八重子(75)や俳優・上條恒彦(74)らも出演する。

 かぐや姫役の藤山は竹を自分で切って出てくるといい、演出の齋藤雅文氏は「東京に初めてゴジラが登場したような感じにする」と予告、前回同様宙乗りもあるという。

 藤山は「ゴジラにたとえられてすごく幸せ…ってのはないですが」と笑わせ「ものすごい大きな竹を作るから、と言われました。役者がそろうとこんなすごいことすんねんな、って思ってもらえる舞台にしたい。ニュース見ても下を向くことが多い昨今、お客様には、劇場に来たときだけでも心ほころんで帰っていただきたい」と意気込んでいた。

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