三船美佳が報道陣に「娘のことだけ」

 女優の三船美佳(32)が17日、レギュラー出演する大阪・ABCの情報番組「朝だ!生です旅サラダ」(土曜、前8・00)に生出演。放送中は、夫でロック歌手の高橋ジョージ(56)との離婚問題について言及することはなかったが、番組終了後に同局前で報道陣に対応し、初めて自らの口で説明した。

 集まった約50人の報道陣を前に、三船は笑顔で、それでもときおり目を潤ませながら「この度、決断させていただきました。やっぱり娘もいることなので、しっかり考えた末の結果です」と報告。きっかけを問われると「自分16歳で結婚して、16年間の結婚生活でたくさんの人生経験をさせていただきました。母として、1人の女性として決めたことです」と説明した。

 離婚の決断に至った経緯については「お話し合いで解決できればよかったんですが…。ちゃんと段階を経て、話し合いはしました」と説明。夫婦関係はもはや修復不可能であることをうかがわせた。また、昨年春の段階で離婚調停の申し立てを行っていたことを明かし、不調に終わったことについては「なんですかね、なんでしょう…折り合いがつかなかったということか、ちょっと分からないです」と語るにとどめた。

 互いに新しく好きになった人の存在を聞かれると「それはないです」と“浮気”はきっぱりと否定。「望んではいなかったのですが、裁判ということになったので、今、私の口から申し上げられることは限られます」とし、約20分間の会見では離婚の原因など詳細を語ることは控えた。また、自身の希望については「慰謝料は求めていません。娘のこと(親権)だけです」と主張した。

 現在、関西にレギュラー番組を持つ三船は、10歳の娘と母で女優の喜多川美佳(66)と大阪で暮らしている。高橋とは13年12月末から別居中であることを明かし、「今が幸せです」とも言い切った。

 三船は16日夕、所属事務所を通じて報道各社にファクスを送り、高橋との離婚訴訟を提起したことを明らかにした。三船と高橋は同じ事務所に所属しているが、“離婚発表”のファクスは三船側が単独で行った。

 昭和を代表する名優の故三船敏郎さんを父に持つ美佳は、16歳の誕生日だった98年9月12日に、当時40歳でバツイチだった高橋と結婚。04年11月に女児を出産した。芸能界を代表するおしどり夫婦として、テレビ番組などで度々共演し、11年には理想の夫婦を表彰する「パートナー・オブ・ザ・イヤー」にも選出されていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス