震災の神戸で「神戸在住」舞台あいさつ

「劇場版 神戸在住」の初日舞台あいさつを行った主演の藤本泉=神戸市内
「劇場版 神戸在住」の初日舞台あいさつを行った(左から)白羽弥仁監督、松永渚、藤本泉、浦浜アリサ、柳田小百合=神戸市内
「劇場版 神戸在住」の初日舞台あいさつを行った(左から)白羽弥仁監督、松永渚、藤本泉、浦浜アリサ、柳田小百合=神戸市内
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 女優の藤本泉(23)が17日、神戸市内で、同日から公開された主演映画「劇場版 神戸在住」の初日舞台あいさつを行った。

 物語の舞台は、阪神・淡路大震災から20年を迎えた神戸で、撮影もオール神戸ロケ。藤本自身は埼玉出身だが、「私の両親が震災前の神戸に11年ほど住んでいたり、親戚が震災を経験していたり…、何か神戸の街にご縁を感じるんです。なので、1月17日というこの日に神戸の街で、『神戸在住』という映画の舞台あいさつでこの場に立っていられることに、感謝の気持ちでいっぱいです」と話した。

 また、共演の浦浜アリサ(24)は、兵庫・川西市の出身。「神戸から少し離れているので、家の回りは倒壊したりはしなかったんですが、同じ揺れは経験しました」と話し、さらに「朝の5時46分、揺れた瞬間に、母が私のベッドに飛び込んできて、体で私をかばってくれたことは鮮明に覚えています」と述懐した。

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