平松愛理 復興ライブ 自己満足批判に涙
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神戸出身のシンガーソングライター平松愛理(50)が17日、神戸市内で20回目となる震災復興ライブ「1・17 KOBE MEETING」を開催し、約600人の観衆を前に大ヒット曲「部屋とYシャツと私」、「美し都」などを歌い上げた。今回初めてこれまでの思いをつづった「文書」を読み上げ、涙ぐむ場面もあった。
平松はMCで、震災から20年となることに触れ、「地震が起こった1995年に生まれた人が成人式を迎えた。KOBE MEETING史上初めて今年を区切りの年、節目の年としたい」と話し、これまでの思いを「心に書き留めてきた文書」を朗読。回数を重ねる中、周囲から「もう、いいじゃない」「自己満足じゃない」などと指摘されたことを読み上げると涙ぐんだ。
歌唱に戻ると元気を取り戻し、95年3月に発売した「美し都~がんばろやWe love Kobe~」は全員で合唱。この20年を振り返って思いを1つにし、アンコールを含む全15曲を熱唱した。