元極楽山本70分ライブでネタを6本
元お笑いコンビ極楽とんぼの山本圭壱(46)が19日午後7時過ぎから、東京・下北沢駅前劇場で06年7月に不祥事を起こして以来となる復帰ライブ「山本圭壱お笑いLIVE」を行った。観覧客の証言から、ライブの内容をまとめた。
午後7時過ぎに開演し、約70分間にわたって、6本のネタを約100人の観客を前に披露した。元相方の加藤浩次ら、飛び入り参加の芸人はいなかった。フィギュアの羽生結弦のパロディー「はにーゆづる」や浅田真央をモチーフにした「あさだまーお」や、「においが気になる男」、「FNS歌謡祭のまね」、「ことりじゅんいち」、「掃除屋きみちゃん」といったネタが演じられたという。
観覧した男性(37)の証言によると、山本は「言っちゃっていいのかな。スタッフによると、欽ちゃん本人が花を持って来てくれた。俺は会ってないけど」とステージ上で語ったという。山本は萩本が設立した野球クラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」に所属し、その活動中に不祥事を起こしており、恩人の顔に泥を塗った形になっていた。
著名人からの花では、ロンドンブーツ1号2号の田村淳からも届いたが、「でかい花が届いたけど、ってことは来ないってことじゃねえか!」と突っ込みを入れた。ペナルティーのワッキーは来ないことを明言しており、「車検で来ないってどういうことだよ」とブチ切れ爆笑だったという。
着替えや舞台転換の合間もマイクを通じて山本が実況するなど、観客を飽きさせない工夫をしていた。終演後はロビーで観覧客を出迎えた。希望者とは写真をとるサービスもした。
山本は今後についてもステージ上でコメントした。前出の男性客は「いつかピンでやるのか、2人でやるのか、みんなでやるのか、2人でやるのか分からないけど、2回目をやるかは明日考えます」と話していたが、別の男性客は「2人でまた何かできたらいいな」とコンビ復活を示唆していたと振り返った。