麒麟・田村裕 2億円から6円に転落
お笑いコンビ、麒麟の田村裕(35)が22日深夜にMBS系で放送されたバラエティー番組「メッセンジャー&なるみの大阪ワイドショー」に出演、「財布に6円しかない」と窮状を訴えた。田村は07年に発売した自叙伝「ホームレス中学生」でばく大な印税を得たが、すっかり使い果たしてしまったとみられる。
MCのメッセンジャー黒田有から「ストレスたまってる?」と聞かれた田村は「はい」と消え入りそうな声で返答。「不安で押しつぶされそうです」と笑顔もなかった。
黒田が「ホームレス中学生が売れて貯金が2億円あると。今はぜんぜんなくなったって言ってたな?」とツッコむと、田村は「はい」と小さな声。黒田が「どうやねん」と再び尋ねると田村は「ちょっとひくかもしれないですけど、昨日まで財布に6円しかなかったんです」と経済的に困っていることを明かした。
爆笑するなるみを見ながら田村は「ほんまにカネなくて…」と、やはり笑顔はなく、黒田から「計画性がないな」と指摘された。
「ホームレス中学生」は貧しい家庭で育った田村の自伝的作品。07年に発売され、08年にはドラマ化、映画化もされた。09年までに225万部を売り上げ、印税2億円を手にしていた。