渦中の百田尚樹氏 橋下氏新年会に登場
著書を巡る騒動の渦中にある作家の百田尚樹氏(58)が、23日夜に大阪市内で開かれた橋下徹大阪市長の後援会主催の新年会にゲストとして登場した。
出席した地元議員らがツイッターなどに写真付きで投稿して、宴席のもようを報告している。それによると、大阪市内のホテルで開かれた新年会には約1000人が集まり、夕食会形式で進行。ゲストで登場した百田氏は、バーカウンターが設置された壇上で、橋下市長らとフリートーク。酔いも手伝って会場は大いに盛り上がり、百田氏もメディア批判など、エンジン全開のトークを繰り出したという。
百田氏を巡っては、他界したやしきたかじんさんの晩年を記した著書「殉愛」に対し、たかじんさんの長女が発売元の幻冬舎に出版差し止めなどを求めて提訴。今月21日の第1回口頭弁論が開かれたが、被告側は出廷しなかった。
またたかじんさんの長女は19日に、百田氏からツイッターで脅されたとして、東京弁護士会に人権救済を申し立てている。