モモコ、たかじんさん“騒動”収束願う
お笑いコンビ・ハイヒールのモモコ(50)が31日、大阪市内で、30日発売の自著「縁運勘、人 ハイヒール・モモコの欲しいものをすべて手に入れる法則」(主婦の友社刊)の発売記念サイン会を実施。昨年1月に亡くなった歌手のやしきたかじんさんを巡る“騒動”について「早く収まってほしい」と語った。
「人とのつながりでここまでやってこられた」というモモコにとって、たかじんさんは、芸能界における“父親”的な存在。「(亡くなったときは)子どもも全員手を合わせに行きました。私はたかじんさんの家を『実家』って呼んでました」という間柄。今年の正月にハワイ旅行に行った際には、たかじんさんの別荘にも訪れたという。
たかじんさんの死後、13年10月に結婚した妻との闘病生活を描いた百田尚樹氏のノンフィクション「殉愛」に対し、たかじんさんの長女が出版社を相手取り、出版差し止めを求めて裁判に発展。また、たかじんさんの妻も、たかじんさんの弟子で歌手の打越元久氏に対し、名誉棄損で損害賠償を求める訴えを起こした。
こうした一連の騒動に、モモコは「私は(妻も長女も)どっちも知ってるんで…」と複雑な表情。さらに「私は、本にも書いてますけど、ヤンキーだけど平和主義なので、もめ事は早く収まったらいいなと思ってます。もめるっていうのは、両方意見が違うからなんで…」と心境を口にした。