大越キャスター後任は国際派のイケメン
NHKは3日、都内の同局で会見を開き、夜の看板ニュース番組「ニュースウオッチ9」(月~金曜、後9・00)のキャスターを一新することを発表。3月30日放送よりメーンキャスターの大越健介キャスター(53)から河野憲治報道局国際部長(52)に交代することを明らかにした。
また、井上あさひアナウンサー(33)が卒業し、「おはよう日本」のキャスターを5年務めた鈴木奈穂子アナウンサー(33)が、スポーツ担当の廣瀬智美アナウンサー(33)も卒業し、佐々木彩アナウンサー(28)がスポーツ担当に就任することになった。
河野氏は沖縄局のほかワシントン支局長、テヘラン支局長などを歴任。ワシントンでは日本の報道機関で初めてオバマ米大統領の単独インタビューを行うなど、局内きっての国際派で、イケメンの紳士と評判。この日の新キャスター就任会見で、「(世界のニュースにも)国際畑の経験を生かし、わかりやすく伝えたい」と意気込みを語った。
2010年春から5年間務めた大越キャスターの後任という点については「大越さんとは、ワシントン支局で4年間一緒で、考え方もかなり近い」と話し、「大越さんのやり方は、(ニュース番組は)自分の意見を表明する場でなく、我々が取材したものをどうすれば理解しやすいか、という見方を示していた」と“大越流”を踏襲した上で自分なりの表現方法を作っていくことを表明した。