覚せい剤取締法違反などで懲役を受けていたタレントの田代まさしが２０日、約４年５か月ぶりにツイッターとブログを更新し、近況を報告した。

　「みなさんご無沙汰しております。田代まさしです！」と書き出し、「この度の事件では大変ご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」と謝罪した。２０１４年７月２日に薬物事件で受けた懲役で収監されていた府中刑務所から出てきたことを報告。「これで終わりだとは思っていません」とつづった。

　現在はＤＡＲＣ（ダルク）と呼ばれる薬物依存症からの社会復帰支援施設で治療プログラムを受けている。日本全国に存在するうちのどの施設かは言及していないが、「今まで、自分の意志や努力で薬物をやめられると考えていたのですが、それは甘い考えでした」とリハビリを続けている旨を明かした。

　２度の懲役で、すでに芸能界からは田代を見限ったとする声も聞こえる。「失った信用を取り戻すのは簡単なことではありませんが、ダルクの仲間と一緒に、がんばっている姿を見て頂くことで『一生薬物をやめつづける』という決意を伝えられたらと思っています」と、再起を誓った。

　ツイッターでは「バカ殿にマーシーさんがいないと、何か物足りません」、「失敗しても何度でもやり直せばいいと思います」などの温かい返信もあった。田代は「みんな、あったかいんだから～あ」と流行語で感謝していた。