石橋貴明 テレビの未来に危機感
お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(53)が、26日夜に放送されたフジテレビ系「とんねるずのみなさんのおかげでした」で若者のテレビ離れに懸念を示し、テレビの未来に警鐘を鳴らした。
26日の放送では「石橋温泉 女芸人編」と題して、女芸人たちが石橋に悩みを相談。大久保佳代子がバラエティは「男芸人、男社会。女芸人の役割は何だと思いますか?」と相談した。
石橋は「今のテレビの方が危ない」と現在のテレビ業界が抱える問題に切り込み、「家にテレビがないやつだとか、テレビを全く見ないやつが増えてきちゃってる中で、そういうこと(男芸人女芸人)を考えるより、今のテレビを面白くすることを考えないと」とテレビの未来に危機感を示した。
さらに「自分たちは売れたからいいけど、次の世代とかその次の世代とか。テレビ見てる若いやつが、俺いつかテレビ局行ってバラエティやってみたいとか、ディレクターになってみたいとか、カメラマンになってみたいとか、照明さんになってみたいとか、テレビの世界に携わってみたいという目標がどんどんどんどん小さくなっちゃっているから」と若い世代にテレビの面白さや夢を伝えることが急務だと力説。
「テレビを面白いフィールドにもっとまたしていかないと、次がなくなっちゃうということを考えないと。(テレビを)もっと面白くすることの方が大切だと思う」と危機感を募らせた。