歌手のマイク眞木（７０）が７月にニューアルバム（タイトル未定）を発売することになり、１日、都内でファミリーが集って代表曲「バラが咲いた」をレコーディングした。

　レコーディングに参加したのは眞木、妻の加奈子さん（５３）、元妻で女優の前田美波里（６６）、長男で俳優の眞木蔵人（４２）、次男の勇人さん（３６）、勇人さんの妻のまりさん（３３）、三男の泰人さん（３４）、四男の優人さん（２２）、長女の花さん（１３）、孫で勇人さんの長女のかれんちゃん（９）、次女のももかちゃん（７）、三女のりりかちゃん（３）、泰人さんの長男のゆうのすけ君（４）、「バラが咲いた」を作詞作曲した故浜口庫之助さんの妻で歌手の渚まゆみ（７０）、浜口・渚夫妻の娘のあんずさん（４０）、孫のアナベルちゃん（６）の総勢１６人。

　きっかけは渚が浜口さんの未発表曲を眞木に聴かせたこと。浜口さんの未発表曲がレコーディングされるのはこれが初めてだという。未完成の楽曲には眞木が歌詞を足すなどして補作。これに「バラが咲いた」など既発の作品や、眞木が浜口さんを描いた「ハマクラさん」を加え、アルバムとしてリリースすることになった。

　企画した渚は「胸がいっぱい」と大感激。眞木は「大成功ですね。目的の一つがまゆみさんを泣かせること。それと、ご主人の先生に喜んでもらえることも大目的の一つ。僕も泣きそうになった。浜口先生も喜んでいらっしゃると思います。これ以上ない名誉と同時に、ものすごいプレッシャーでした」と、会心の笑みだ。

　また、浜口さんからのアドバイスのうち、お気に入りという「歌は歌っちゃいけない。お話をするように歌いなさい。お話は歌を歌うように話しなさい」という言葉を披露し「今日も少しは出せたかな」と自負した。

　ファミリーでのレコーディングには「まさか家族全員で歌えるとは…元家族もいますが」と照れ笑い。最初の妻の前田と３人目の妻の加奈子さんは、眞木によれば「仲が良くて、俺抜きでよく酒を飲んだりしてる」関係だという。