西城秀樹還暦ライブ「ヒデキ、還暦!」
歌手・西城秀樹(60)が、還暦の誕生日となった13日、東京・赤坂BLITZで還暦記念コンサートを開催した。60年の人生を映像で振り返りながら「ヤングマン」など代表曲を熱唱した。
赤いチャンチャンコに代わり、この日のために作成した赤いブローチを胸につけた西城は「今日はヒデキ、還暦!」と有名な自身のフレーズで喜びを表現。“新御三家”の1人、野口五郎(59)も登場し、祝福、「今までやったことないけど」と切り出し、「抱いていいか」と笑顔で抱擁。会場から大きな拍手を受けた。
また、山口智充(46)によるモノマネのほか、河村隆一(44)、松岡充(43)ら西城を慕うアーティストが次々にステージに登場し、西城の代表曲を歌唱。還暦を祝福した。
2003年、11年と2度にわたり脳梗塞に襲われながらも再起を果たした。現在も右半身にまひが残り、歩行には影響が残るが、「還暦は再スタートとして頑張りたい。新たな挑戦をしたい」と意気込みを語る。
同じ歌手のつんく♂(46)が、がんで声帯を失った。「つんく♂さんも大変だと思う」と胸中を推察し、思いやった。自身については「(体は不自由だけど)まだ歌声が残っただけ幸せ」と話し、「今後も心に響く歌を歌いたい」と誓った。
最近は励んでいる野菜作りが高じて、13日、埼玉県入間市に「西城秀樹 体験型市民農園『百果百菜』」をオープンさせたことも報告した。