辛坊氏 出馬決意の読テレ退社だった
元読売テレビの辛坊治郎キャスター(59)が16日、日本テレビ系で放送された「ダウンタウンDX」に出演。2010年9月に読テレを退社した際、実は「(地元である)大阪の枚方市議選に立候補するつもりで(会社を)やめた」と爆弾発言した。辛坊氏はこれまでにも大阪府知事選など出馬をめぐる報道がたびたび出ていたが、その都度、立候補を否定していた。
「今だから言います」と辛坊氏から突然の衝撃発言が飛び出した。「僕は4年前(2011年4月)の統一地方選挙で、大阪の枚方市議に立候補するつもりでやめたんです」と告白。「だからフリーに転身するつもりはなかった」「この業界にいるつもりはなかったんです」と続けた。
辛坊氏は退社直後の11年2月、デイリースポーツのインタビューで「大阪が企業を追い出して、厚すぎる社会福祉が行われ、活力をそぎ…という状況になってきたのは間違いない」などと大阪の未来像を憂い、出馬報道については「全くそんな気はない」と否定していた。
【辛坊氏と出馬報道】
▼07年末 当時弁護士でタレントとしても活動していた橋下徹氏=現大阪市長=が大阪府知事選に出馬を表明する前に、出馬候補として名前が挙がった。
▼10年1月 「大阪都構想」を語る橋下知事(当時)に「府議に立候補したい」とテレビで発言。
▼10年8月 11年春の統一地方選や12年の大阪知事選への出馬がとりざたされる中、出馬については「出ません!」と否定。一方で「将来は分かりませんよ」と含みを持たせた。