8・6秒「歌ネタ王」は新ネタで勝負
吉本新喜劇の小籔千豊(41)がMBS「歌ネタ王決定戦2015」(9月にゴールデンタイム生放送、関西ローカル)の司会を務めることになり24日、大阪市北区の同局で会見した。今年で3回目を数える「音楽と笑いを融合させた新ジャンルの大会」で優勝賞金は300万円。参加無料でこの日からエントリーが始まり、要項などが発表された。
“リズムネタ”でブレーク中の8・6秒バズーカーとバンビーノも参戦する。VTRでコメントを寄せた8・6秒バズーカーの田中シングルは「僕らは一発屋とささやかれていますが、こういう賞レースで結果を残すと一気に世間の方の見る目も変わってくると思うので懸けています。本気です」と決意表明。さらに「“ラッスンゴレライ”やりません!」と得意ネタの封印を明言し、「賞レースということで新ネタ、新ネタで勝負を懸けたい」と予告した。
「ダンソン!」とリズムよく踊り、馬や鹿をおびき寄せてヘッドロックで仕留める狩猟ネタで人気のバンビーノは2年連続準決勝で敗退している。この日は東京から会見場の小籔との生電話でリベンジを宣言。優勝するためには複数のネタが必要となるが「(別のネタを)試して、受けてないと思ったら“ダンソン”に切り替えようと思います」と新ネタにはこだわらず勝ちに行く姿勢を見せた。
昨年の決勝では、手賀沼ジュンがネタに使う映像機器のトラブルで急きょ中断するハプニングが発生。3年連続で司会を務める小籔は「毎日放送も威信にかけてミスのないように今回はやると思います。毎回ミスがあるかもしれない賞レースも『歌ネタ王』だけではないでしょうか。その辺も期待していただけたら」と生放送ならでは楽しみ方を示した。
第3回大会には昨年優勝の手賀沼のほかに、AMEMIYA、インスタントジョンソン、タブレット純、大福、椿鬼奴、馬と魚らも参戦を表明している。