宮澤喜一元首相も官邸で危険に…
タレントのラフルアー宮澤エマ(26)が26日、準レギュラーコメンテーターを務める「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演し、祖父の宮澤喜一元内閣総理大臣が現職時代に過ごしていた首相官邸での出来事を明かした。
小型無人機「ドローン」が首相官邸屋上で見つかった事件を受けてコメントした宮澤は、かつて祖父が住まいとして官邸は自身や家族にとって「実家でした」と話し、「当時も不審者とかはいました」と、常に危険にさらされていた状況を示した。
宮澤は元首相の孫として、ドローンのような近代科学製品に対する、首相官邸の警備態勢が後れを取っていることに「国民の安全を守るという意味で心配ですね」と話した。
番組内ではまた、宮澤元首相が就任前にホテルの自室ドア前で暴漢と数十分間に渡って格闘したことも回想。米国人の父親も元駐日代理大使の外交官なだけに、政界の要人周辺には常に危険が伴うことを親族ならではの視点で示した。