小倉優子 こりん星キャラにさんま助力
タレントの小倉優子(31)が11日、テレビ朝日系のバラエティー番組「しくじり先生 俺みたいになるな」に出演し、“こりん星キャラ”を演じていた10年間で「ズタボロになった」と振り返った。また、不思議キャラが成立した背景にタモリ、明石家さんまら「男性の助けがある」と語った。
小倉は「なぜ人はウソのキャラに手を染めてしまうのか。キャラが崩壊していく課程、そしてキャラ崩壊後に待つ恐怖のしくじりについて授業をしたい」と大まじめに述べた。
番組にはNMB48の市川美織も出演。「将来はフレッシュレモンになりたい」というキャラの市川は「こわい」と口を押さえた。
小倉は「美織ちゃん21でしょ。もうそろそろ気付いているでしょ。今日は私、最後に絶対楽にさせてあげるから。大丈夫だから」とキャラタレントの先輩として後輩を慰めた。
小倉は「(ウソのキャラは)自分に自信のない人が安易に手を出す。私もそうでした」と自己分析。続けて、「こりん星キャラを手に入れた瞬間、バラエティー番組でぺらぺらしゃべれるようになりました。それはナゼか」と一呼吸置き、「全部ウソだから」とぶっちゃけて爆笑を誘った。
小倉はキャラが成立した背景について、「タモリさん、さんまさん、雨上がり決死隊のお2人。共演させていただいた皆さんが、このキャラクターのことを考えてくれた」とお笑いタレントとの共演が功を奏したことを説明。
こりん星からなぜ地球に来たのか理由がいる、ということで「こりん星が不景気で出稼ぎに地球にやってきた」というストーリーをお笑いタレントたちが考えてくれたという。小倉は「不思議キャラのウラには確実に男性の助けがある」と力説した。しかし、女友達ができないというネガティブ要素もあげた。
小倉は不思議キャラが陥る負のスパイラルとして5つを列挙。(1)不思議ちゃんキャラをいじられる(2)その場しのぎのウソをつく(3)ウソが矛盾をうむ(4)ウソにウソを重ねていく(5)最後は何を言っても信じてもらえなくなる-と語った。