片岡孝太郎「言葉を理解して楽しんで」
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歌舞伎俳優の片岡孝太郎(47)が15日、都内で坂東亀三郎(38)らと、6月歌舞伎鑑賞教室「壺坂霊験記」(6月2~24日、東京・国立劇場)の記者会見を行った。
若者、初心者向けの公演で、女形ができるまでも知ることができる同教室。孝太郎は「義太夫狂言なので、字幕で言葉を理解して楽しんでいただけたら」と話し、「少しでもわかりやすいさわりにしたい」と意気込んだ。
2020年にはオリンピックを控えているが、亀三郎は日本人が自国の文化を把握できていないことを危ぐ。「歌舞伎は着物、言葉、さまざまなものが入っている。これがきっかけになれれば」と学生や若者に対して日本の伝統文化を知ってほしいことを強調した。