唐沢寿明 ヨーロッパで差別的体験

共演したボリス・スジック(左)について話す唐沢寿明=ザ・リッツ・カールトン東京(撮影・西岡正)
主演としてあいさつする唐沢寿明(右)=ザ・リッツ・カールトン東京(撮影・西岡正)
フォトセッションで笑顔を見せる(左から)アグニェシュカ・グロホウスカ、ボリス・スジック、唐沢寿明、小雪=ザ・リッツ・カールトン東京(撮影・西岡正)
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 俳優・唐沢寿明(51)が19日、都内で、主演映画「杉原千畝 スギハラチウネ」(12月5日公開)の製作報告会見に出席。ヨーロッパで差別を受けた過去を告白した。

 第2次世界大戦中に多くのユダヤ難民の命を救い、“日本のシンドラー”と呼ばれた外交官・杉原千畝を演じた唐沢。役柄を通じて価値観に変化があったか問われたときだった。「まず差別はよくないですね」と切り出し、「僕もヨーロッパのある国に行ったときに、差別的なことを受けた。日本人としてではなく別の国の人と間違われて差別された」と説明した。

 初めての経験に唐沢は「どの国の人間かということよりも、そのとき思ったのは、差別される人ってこういう気持ちになるんだと心から思った」と心境を語った。

 また、「戦争だってよくない。ごめんなさいとか、ありがとうと言える人はケンカしないじゃないですか」と平和が大切との考えを示した。

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