小説家・又吉、次回作に意欲を語る

 お笑いコンビ・ピースの又吉直樹(34)が31日、フジテレビ系「ワイドナショー」にゲストコメンテーターとして出演し、小説家として今後も作品を執筆し続けていく方針を示した。

 又吉は発行部数39万部を突破し、大ベストセラーとなった処女小説「火花」(文藝春秋)が、今月14日の三島由紀夫賞選考会で、決選投票の末に1票差で受賞を逃した。

 この日共演した松本清張賞作家の山口恵似子は純文学小説の「火花」について、「感動しました。いい物をよんだなと」などと称賛。レギュラーコメンテーターのダウンタウン・松本人志(51)も「(火花は)まだ読んでないけどね。何かご褒美をあげればいいのに」と今回の次点を惜しんだ。

 又吉は司会の東野幸治(47)から「2作目、3作目と出すんでしょ」と問われると、「せっかくなんでね。書いてみたいです。5作目ぐらいまでは自分の中にある情報で書けると思う。6作目ぐらいからは想像していた範囲を超えてしまうんじゃないか。そこでどうなるかが楽しみ」と本格的に小説の世界へ踏み込む決意を表した。

 また、又吉が描く純文学の世界に対して、松本が「谷崎潤一郎のような小説は書かないの?」と官能的な表現への志向を問うと、又吉は首を横に振っていた。

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