渡辺謙、トニー賞ライバルは「同志」
米演劇界の最高賞であるトニー賞のミュージカル部門主演男優賞にノミネートされている、ブロードウエーミュージカル「王様と私」で主役を務めている渡辺謙が、7日(日本時間8日)の授賞式を控え、高まる思いを2日、ツイッターで伝えた。
渡辺は「いよいよトニーウイークです」とつぶやきにときめきをにじませ、関係者の集うカクテルパーティーが同夜行われたことを知らせた。
同じサイクルの上演なのでライバルたちのショーを見る機会はないが「こうして何度も顔を合わせていると同じフィールドで週八回の厳しい条件に切磋琢磨している同志に思えてきます」と、授賞式へと続くこれらの日々も、渡辺にとって貴重な時間となっている。
5月15日にはノミネートされた5人が顔を合わせる昼食会が催され、渡辺は「華やかな中にも仲間同士の尊敬が深く感じられる温かい素敵な時間でした」とツイートしている。
トニー賞の主演男優賞には「ファン・ホーム」のマイケル・セルヴェリス、「巴里のアメリカ人」のロバート・フェアチャイルド、「サムシング・ロッテン!」のブライアン・ダーシー・ジェームズ、「オン・ザ・タウン」のトニー・ヤズベック、そして「王様と私」の渡辺謙の計5人がノミネートされている。