渡辺徹 夫婦円満を強調「愛は大事」
俳優の渡辺徹(54)が2日、東京・三軒茶屋で、世田谷パブリックシアターと文学座、兵庫県立芸術文化センターが共同制作するシェークスピア劇「トロイラスとクレシダ」(7月15日から世田谷パブリックシアター)の製作発表に出席。妻でタレントの榊原郁恵(56)との“熟年離婚報道”について語るとともに、夫婦円満をアピールした。
5月28日発売の「女性セブン」が離婚危機を報じており、役柄にかけ「愛」について聞かれた渡辺は「何かの記事を見たんですね」と苦笑。「愛は大事だと思う。この企画(舞台)を1番喜んでくれてるのは女房だし、芝居を応援してくれているのも女房。支えてくれるのは家族だし、コミニュケーションがないと芝居はできない。夫婦は何年経っても努力しないとだめなので、ずっと努力は続けております」と円満をアピールした。
渡辺は87年に榊原と結婚。89年には長男で俳優の裕太が誕生した。93年には渡辺の愛人騒動などもあったが、乗り越えてきた。
セブンの記事は、5月17日に渡辺の母・美江子さん(享年75)が亡くなったことをきっかけに、夫と自分を繋ぐ糸が切れ、榊原が離婚を決意する-との内容だった。渡辺は「俺は何を言われてもいいけれど、おふくろや女房の事は勘弁してほしい」と話した。
また1日に文学座同期の演出家・高瀬久男さんが死去したことについて、「いつも励まし合ってきた戦友。まだ現実としてとらえられない。思いを受け継いでやっていくぞ、高瀬、と伝えたい」と悔やんだ。
出演はほかに浦井健治、ソニン、岡本健一、江守徹ら。