渡辺謙、ヒロイン・ケリーの受賞称える
米演劇界最高の賞と言われるトニー賞の授賞式が7日(日本時間8日)、米ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで行われ、「王様と私」でミュージカル部門主演男優賞にノミネートされた俳優の渡辺謙は受賞を逸した。
所属事務所を通じてコメントした渡辺は、まず「ベストリバイバル、ケリー、ルーシーの受賞良かったです」と作品がベストリバイバル賞を受賞したことを喜び、主演女優賞、助演女優賞に輝いた共演2女優の名を挙げた。
取り分け「特にケリーの受賞の時には観客が本当に待ち望んでいた瞬間でスタンディングで迎えていました。それに少しでも貢献出来たのはこの作品に参加した大きな成果でした」と「王様と私」のヒロイン、ケリー・オハラを称えた。
ケリーは受賞スピーチで「渡辺謙は私の王様です」と壇上から感謝を捧げ、渡辺が目をうるませるひと幕もあった。