森山未來「東京で創るのに飽きてる」
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俳優でダンサーの森山未來(30)が9日、都内で行われた、愛媛県の「内子座創建100周年記念事業」記者発表会に出席。自らが企画したダンス公演「Judas, Christ with Soy」(7月11~12日、愛媛・内子座)にかける思いを語った。
同公演は平成25年、イスラエル人アーティストのエラ・ホチルド氏と共に、太宰治の短編小説「駆込み訴え」をベースに制作したパフォーマンス作品。森山は今月12日から1カ月間、愛媛に滞在し、同公演をアレンジしていく。
地方で滞在型創作をすることについて「ぶっちゃけ東京でつくるのにちょっと飽きてる」と明かした。理由として「日本中にはさまざまな匂いが散らばっていて、その中で新しい物が生まれるかもしれないから」と語った。
また、森山は「狂言や能は作品として受け継がれていく」と日本の伝統芸能を引き合いに出し、「現代の芝居やパフォーマンスは1回限りが多いから、これからこの作品を残していきたい」と、同公演が伝統的な作品になることへの野望を打ち明けた。