井上真央 大奥勤めに「静かな怖さ」

 女優・井上真央(28)が11日、都内で主演のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」(日曜、後8・00)の、7月12日から始まる新ステージ・奥御殿編のスタジオ取材会に、共演の松坂慶子(62)、田中麗奈(35)と役衣装で登場した。

 奥御殿編は、禁門の変(第27回、7月5日放送)で、夫・久坂玄瑞(東出昌大)を亡くした文(井上)が、名前を美和と改名。毛利家の大奥で奥勤めに挑み、女たちの戦場で孤軍奮闘し、毛利元徳の嫡男・元昭の養育係にのし上がる物語。

 松下村塾での志高き男子たちに囲まれての物語から一転、奥勤めという女性ばかりのシーンへ転換。井上は「これまでとはまったく違う世界に来たなという感じ」と感想を述べた。

 また、「奥には、声や表情に出さないけど、静かな怖さがある。演じながらゾクっとするシーンもある。でも(現場では)女性が多い分、話す内容は和やか。女性ならではの楽しさがある」と話し、「美和が新たな試練をどのように乗りこえていくを見てほしい」と見どころを語った。

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