タレント里田まい（３１）がスーパーバイザーを務め、３月にシングル「愛おしくってごめんね」でデビューした６人組アイドルグループ「カントリーガールズ」のセンターを務める島村嬉唄＝しまむら・うた＝（１４）が脱退することが１２日、公式ＨＰで発表された。所属事務所が「契約が途中解約となった」と報告した。ＨＰのオフィシャル写真は島村抜きの５人のものに差し替えられた。

　所属事務所はＨＰで、家族との間に「埋めることのできない隔たり」があり、家族から「辞めたい」と申し出を受けたことを説明。「責任あるマネジメントの範囲を超えていると判断した」とも記し、契約を「満了」ではない「途中」で解約した経緯を明かした。

　脱退の背後に家族の介入があることを明かすのは異例。家族側との認識の相違、家族側からの「脱退」の意志などもオープンにするなど、すべてが異例づくしだ。

　現在中学３年生の島村はデビュー曲ではセンターを務めるなど、エースとして期待されていた。今後はプレイングマネジャーの肩書きを持つ元Ｂｅｒｒｙｚ工房の嗣永桃子（２３）ら５人で活動を続ける。

　【島村嬉唄】２０００年６月２４日生まれ。神奈川県出身。２０１１年１１月、嗣永桃子を筆頭に、モーニング娘。’１４のオーディション参加者だった島村と森戸知沙希、小関舞の３人に、ハロプロ研修生の山木梨沙と稲葉愛香の計６人で「カントリー・ガールズ」を結成。前身の「カントリー娘。」から里田まいがスーパーバイザーに就任し、今年３月にメジャーデビューした。