相方亡くしたシルク くるよさん励ます
5月28日に相方の今いくよさんを亡くした、女性漫才師の今くるよ(年齢非公表)が13日、これまでいくよさんとのコンビで出演していたKBS京都ラジオのレギュラー番組「よしもとハッピーアワー~いくよくるよのどやさマンデー~」(月曜、後9・00)の収録で1カ月ぶりに仕事復帰した。
5月11日に大阪・なんばグランド花月でいくよさんと最後の舞台を務めて以来。後輩女芸人のシルク(年齢非公表)、なるみ(42)をゲストに迎え、2時間弱の「あらゆる年代のガールズトーク」(なるみ)を繰り広げた。
シルクも96年に漫才コンビ「非常階段」の相方であるミヤコさん(享年37)を肺がんで先に亡くした経験を持つ。ミヤコさんとは小学校からの同級生だった。「私も相方を亡くしていますので、くるよ師匠の気持ちは痛いほど分かります。乗り越えられたのは相方が生きている間に残してくれた実績があるから。今はその恩恵をち受けているなと思います」と体験談を話し、先輩を励ました。
なるみによると、収録では「これから、くるよ師匠ももしかしたら恋をすることがあるかもしれない。人生何が起こるか分からない」と“恋バナ”にもなったという。
くるよと同じく独身のシルクが「ダブルデートしましょうね、師匠」と呼び掛けると、なるみに「(彼氏をつくるのが)どっちが早いか競争です」と“勝負”をたきつけられた。くるよは「シルやん(シルク)の方が早いのとちゃいますか」と言いながらも「これはご縁やからね」と最後は前向きな姿勢も見せていた。