カンニング竹山 情報番組の芸人枠に?
カンニング竹山が3日、テレビ朝日系で放送された「ビートたけしのいかがなもの会」に出演。最近、情報番組に芸人が必ず1人は出演する傾向を「俺たちいる(必要ある)のかな?」と疑問を抱いていることを明かした。竹山は3月30日にスタートしたフジテレビ系情報番組「直撃LIVE グッディ!」の水曜パネラーとして出演中。他番組でも情報番組では“芸人1人枠”が定着している。
「いかがなものか」について取り上げ、トークを展開する同番組。竹山は「この時代だからこそお聞きしたい。この春からね、異常に僕らみたいな中堅(芸人)がどのチャンネルでも情報番組に1人、朝も昼もおく(出る)ようになったんですよ。ぼくもやらせてもらってるんですけど」と切り出した。
さまざまな中堅芸人がパネラーやコメンテーターとして出演する情報番組をチェックすると、「あんまり芸人がしゃべってない」事実に気付いた。自身に関しても『次いきます』『あんまりしゃべらないでください』と現場(スタジオ)でディレクターらからフリップに注文を書かれることが多く、「しゃべる時間がないんですよ」と本音。「これ、俺たち(芸人)いるのかな、と思うんですよ」と情報番組における芸人(コメンテーター、パネラー)の存在価値について悩んでいることを明かした。
そんな現状を打破すべく、「勇気出して」しゃべると、「ツイッターとかで『竹山のくせにいらんこと言うな』とか『てめえに何が分かる』とか荒れるし」とぼやいた。
生放送の情報番組での芸人の存在感の薄さ。結果として「うまくなってきたスキル」はコメンテーターとして出演する評論家らが「いらんことばっかりしゃべる」時に、「制止すること」だそうで、ほかのコメンテーターの暴走を止める技術(スキル)だけが向上したことを嘆いていた。