武井壮、弟子に日本記録超えられ喜ぶ
5日に行われた陸上の日本選手権で、07年に現タレントの武井壮が記録した十種競技100メートルの日本記録10秒54を超える10秒53を音部拓仁(富士通)がマークした。これに対して武井が6日、ツイッターで「悔しくない?と聞かれるが本当に嬉しい」とコメントした。
武井は「オレはその記録にこの18年ささえてもらってここまで来れた。。」と自らが目標とし、超えてきた記録への思いを打ち明けた。
そして「今回の記録が彼の人生も大きく後押しするものになって欲しいし、そしてこれがピークにならない大きな男になって欲しいと思う」と、後輩に言葉を贈った。
武井と音部は平成国際大時代に共に強化練習に取り組み、その際武井は音部に走りの理論を教え込んだ、いわば師弟関係にある。
音部は記録樹立後、やはりツイッターで「恩師の武井壮さんがもつ記録を更新できたのは嬉しかったですが、まだまだ上との実力の差を感じた試合となりました」と、記録に満足することなくさらに上を見つめている。