辻仁成、離婚の苦悩救ってくれた新作

 小説家でミュージシャンの辻仁成が3日に発売された新作小説「日付変更線」について、これを書くことで前妻・中山美穂から離婚を切り出されたショックを乗り切れたことを7日、ツイッターで明かした。

 「日付変更線」はハワイに住む日系四世の小説家を目指す青年が主人公で、二世の祖父と青年との時間を交錯させながら描いた力作。

 その新作について辻は「この26年で掴んだあらゆる小説技術、文体、力を結集させました」と自信を語った。

 そして「この小説、離婚切り出された去年春に着手。執筆に専念没頭することで、心を維持させることが出来たのです。思えば命を削って獲得した血の文体ですなり」と、昨年7月に離婚成立した前妻の女優・中山美穂に離婚を持ち出され、その後長男を引き取って男手で育てるなど、辻の人生最大の難関を、この小説執筆が救ってくれたようだ。

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