宝塚歌劇団の台湾公演作品お披露目

宝塚歌劇花組公演「ベルサイユのばら」でフェルゼンを演じる明日海りお=梅田芸術劇場
宝塚歌劇団花組公演「宝塚幻想曲」の明日海りお(右)と芹香斗亜=梅田芸術劇場
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 宝塚歌劇団花組公演「ベルサイユのばら/宝塚幻想曲」(16日まで)が10日、大阪市の梅田芸術劇場で初日を迎えた。同作品は8月の台湾公演の上演作(台北国家戯劇院、8-16日)。「ベルサイユのばら」の文字電飾や、オープニングも現地語で歌われるなど、異色の作品となった。セリフは日本語だが、台湾では舞台両端に字幕が流れる。

 トップスターの明日海りおは「6月に東京公演を終え、数週間の短い間ですが、集中して作品を作り上げてきました」とあいさつ。「宝塚幻想曲」は6月まで上演された作品だが、一部で現地のヒット曲が使用されるなど、こちらも台湾バージョンに手直しされている。

 「みなさまの拍手が励みになり、また私たちへのご褒美です。これから先生方のダメだしもあると思いますが、よりよい作品にしていきたい」と台湾公演へ向けての意気込みを見せていた。

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