中居 今井さんとの最後の会話明かす
SMAPの中居正広(42)が11日夜、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広のSome girl’SMAP」(土曜、後11・00)で、5月28日に大腸がんのため死去した俳優・今井雅之さん(享年54)との思い出を語った。今井さんが中居を芸能界で唯一の友人だと思っていたこと、亡くなる2週間前に電話で話したことなどが明かされた。
今井さんとは95年のテレビ朝日のドラマ「味いちもんめ」で共演。当時は確執があったが、その後和解し、2人きりで酒をくみ交わすまでの仲になっていた。
【以下、中居のコメントほぼ全文】
今井さんは亡くなる2週間前にね、ゴールデン(ウィーク)明けくらいかな、電話でしゃべったの。(「病院行くわ、何か持ってくわ」って。「中居ちゃーん」って留守電入ってた。
今井さん「飯も食えないし、動けないし、睡眠薬ないと寝れない。退院?もうちょっとだと思うんだよね」
中居「じゃあ、また連絡して」
その2週間後、亡くなったから。早いって言うのかな…。
本人がまったく納得してないんじゃない。俺、死ぬわけないよねって、思いながら亡くなってたんじゃないかな。やることあるし、って。本当に、まいっちゃうよね。
(今井さんとは)1年に2回くらいしか遊ばないのよ。2人で飲める人だったから、なんかくっちゃべって。会ってない期間が普通だから。でもいつか会える、と。3月に会ったの最後かな。痩せててね、楽屋でしゃべって。(病気のことは)秋頃に聞いていたんで…、信じられないよね。そういう年齢になってきたのかな。
今井さんの気持ちを発表していいものか分からないけど…。亡くなった夜にメールしちゃったりして、マネジャーさんから「今井はいつも『芸能人の友達は中居しかいない』と言ってました。中居さんとの番組のやりとりが大好きでした」と。
で、遺言(今井さんから中居に『検査しろ』と遺言があった)かな。メール消せないのよ。まいっちゃうよね。パパ(※正志さん、2月に喉頭がんで死去)とのも(メールの)やりとりも消せなくて、まいっちゃうよね。