“たけしの娘”女子アナデビュー
関西テレビの新人アナウンサー、竹崎由佳=たけざき・ゆか=アナ(22)が20日、朝の情報番組「よ~いドン!」(月~金曜、前9・50)で同期の竹上萌奈=たけがみ・もえな=アナ(22)とともにデビューし、放送後に同局内で会見した。竹崎アナは小学校6年まで子役として芸能活動をしており、映画「血と骨」(04年公開)で主演のビートたけしの娘役を演じた異色の経歴を持つ。
「血と骨」では田畑智子の子供時代役。撮影は東京のスタジオで約1カ月にわたり行われた。たけしの印象は「暴力的な父親という役柄もあって、(現場では)近寄りがたい印象でした」という。「きっと(私のこと)覚えてらっしゃらないと思います」と話したが、「いつか共演…お笑い界のたけしさんともいつか共演していきたいと思います」とバラエティーでの“再会”を思い描いた。
大阪府出身で、青山学院大学文学部フランス文学科卒。「ずっと女優さんになりたかった」と夢を抱き、3歳から小6まで子役をしていた。しかし、05年、中1の時に受けた「ホリプロタレントスカウトキャラバン」では大阪代表どまり。「挫折を味わった」ことがきっかけで、女子アナ志望に夢を切り替えた。グランプリは同じ大阪出身の緑友利恵だった。
目標はテレビ東京の大江麻理子アナ。「いつも自然体で。大阪出身なので、大阪のお笑い文化を全国、世界に発信したい」と語った。