上原多香子 夫の死後、公の場で初仕事
SPEEDの上原多香子(32)が23日、夫のヒップホップグループET-KINGのTENNさんを昨年9月に亡くして以来初めて、公の場に現れて仕事した。
上原は千葉県内で行われた「『知って、肝炎』2015-肝炎検査に行ってみよう!-スペシャルサポーター一斉検査」に出席。スペシャルサポーターという立場で、肝炎検査の重要性を呼びかけた。
イベントの司会を務めたフリーの徳光和夫アナに「女優の上原多香子さんです」と呼び込まれると、静かに登場し、ほほえんで壇上で一礼した。徳光アナからは「公の席には久しぶり、という上原多香子さんです」と紹介された。
イベントには歌手、俳優の杉良太郎をはじめ、歌手の伍代夏子、EXILEのTAKAHIRO、EXILE・三代目J Soul Brothersの小林直己らと出席した。
肝炎についての「特別授業」のコーナーで上原は「私は健康診断を受けているのですが、健康診断だけではだめなんでしょうか」と質問。医師から「血液検査では分からないが普通の検診ではやらない。一緒にウイルス肝炎検査をやっていただくのが大事です」との説明を受けた。
その場で他のスペシャルサポーターとともに、肝炎検査の採血も受けた。大勢の報道陣が見守る中、徳光アナの「針をどうぞ」のかけ声で注射針を刺され、「こんなに怖い採血は初めてでした」と感想を語った。イベントの最中には笑顔を見せる場面もたびたびあった。
TENNさんを失った上原は芸能活動を休止していたが、6月29日に活動再開を発表。ブログで「私、上原多香子はお仕事を再開させていただく運びとなりました。皆さまにお会いできる日を楽しみにしております。今後とも、応援のほど、よろしくお願いいたします」と報告していた。