東出昌大、緊急入院の杏の病状は語らず
俳優・東出昌大(27)が7日、都内で主演映画「GONIN サーガ」(9月26日公開)の完成報告会見に共演の桐谷健太(35)、土屋アンナ(31)、安藤政信(40)、竹中直人(59)、石井隆監督(69)と登場した。
今作は1995年に公開されたバイオレンス・アクションの傑作「GONIN」の続編で、東出は襲撃で殺された暴力団幹部の息子を演じる。ガンアクションに初挑戦した東出は「人を殺すという動きですから、憎悪が強くないとできない。吹っ切れた気持ちでやりました」と明かした。
演技面では「薬きょうが飛び出すとき、目をつぶらないように」とアドバイスされたそうだが、石井監督から「そういうシーンから撮影に入ってしまったので…スポーツマンだから大丈夫かなと思ったけど、最初は目をつぶってましたね」とばらされてしまった。
今作では、芸能界を引退した根津甚八(67)が前作と同じ元刑事役で出演している。東出は病気の後遺症で体にマヒの残る根津の演技を目の当たりにし「現場でこみあげるものがあった。帰るとき、見送りした後もしゃべれなかった」と感動を隠さなかった。
東出の妻で女優の杏(29)が5日朝に腹痛を訴え、都内の病院に緊急入院したが、東出は「杏さんはお元気ですか?」という呼びかけには無言でステージを後にした。