ダウンタウンの松本人志が９日放送の「ワイドナショー」（フジテレビ系）で、５日に７８歳で亡くなった喜劇俳優の花紀京さんをしのんだ。

　吉本の劇場で同じ出番になることはあったというが、「僕も本当に生意気でしたから、こういう先輩方とあまり会話をしたことがなくて」とあまり直接的な交流はなかったという。「僕のことをどう思ってらっしゃるか、あまりよく分かってないんですよ」と、神妙に語った。

　過去に「明日があるさ」などを発表した音楽ユニットＲｅ：Ｊａｐａｎで共演している中、松本がしみじみと語ったのは小学生時代に見た吉本新喜劇の記憶だった。「小学校の時に学校が終わって家に帰ったら吉本新喜劇を（テレビで）やっていて。岡八朗さんの時と花紀さんの時とあって、どっちも面白いんですけど、僕（にとって）は花紀さんがすごくて」と花紀さんのお笑いの世界に引き込まれていた。

　「たまに花紀さんと岡八朗さんが一緒にやることがあって、あんなに面白い岡八朗さんが突っ込みにまわる。子ども心になんかお笑いってすごいなって（思った）」と、原体験を語った。