KEIKO 4年ぶり肉声「みんなありがとう」
globeがデビュー20周年を迎えた9日、新宿ステーションスクエアでサプライズイベントを行い、くも膜下出血で倒れリハビリ中のボーカル・KEIKOの肉声が披露された。KEIKOの声が流れたのは11年10月に倒れて以来、初めて。途中、一部、言葉がこもるような部分もあったが、休養前とほぼ変わらぬ話し声だった。
大型ビジョンでglobeの歴史を紹介する映像が流れた後、直筆のメッセージとともに、4年ぶりのKEIKOの肉声が届けられた。「みなさん大変ごぶさたしています globeのKeikoです。globe、特に私の歌を待ってくれている人にはありがとうと思います。Marcにもありがとうと心から感謝しています。皆なありがとうございます」。集まった人々からはどよめきと歓声、拍手が沸き起こった。
途中、後遺症なのか一部声がこもるところもあったが、口調はしっかりしており、休養前とほぼ変わらぬ肉声だった。この日は95年に「Feel Like dance」でglobeがデビューした記念日。20周年イヤー突入にあたり、KEIKOの存在が不可欠と考えた小室がマークに相談し、肉声公開を決めたという。
この日、ステージにKEIKOの姿はなかったが、小室哲哉とマーク・パンサーがglobeとしては09年8月の「a-nation」以来6年ぶりとなるライブも行った。