「死刑執行中脱獄進行中」を舞台化
「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズなどで知られる漫画家・荒木飛呂彦氏の作品「死刑執行中脱獄進行中」が森山未來主演で初舞台化されることになり11日、キービジュアルが公開された。11月20日から東京・天王洲の銀河劇場で上演され、その後広島や仙台などでも公演する。
死刑宣告を受けた男が監獄からの逃避行を試みるサスペンスをベースに、同じく荒木氏の短編「ドルチ~ダイハード・ザ・キャット~」の要素を織り交ぜ、その世界観を表現する。作・演出・振付は「冨士山アネット」の長谷川寧氏。
荒木氏は「作品が舞台化されるのは初めてなので、予測できない期待感と楽しみがあります」とコメント。主演の森山は「荒木飛呂彦さんの持つ唯一無二様式美を、身体テキスト音楽照明映像衣装など現代舞台芸術が持ち得るかぎりの要素を総動員して、演出家、ダンサーをはじめとする素敵なクリエイターたちと有機的に具現化していくつもりです」と意気込んでいる。