郷ひろみ 「ヤバイ!」サマソニでGO
歌手の郷ひろみ(59)が16日、千葉・幕張メッセで開催された国内最大規模の夏フェス「SUMMER SONIC 2015」に出演し、RAINBOW STAGEで超満員の1万人を沸かせた。節目の還暦イヤーに迎えた大型フェス初出演。いつもとは客層の違う“アウェー”のステージをあっという間に“ホーム”に変え、汗だくになりながら「クセになりそう」と笑顔を浮かべた。
20代前半とおぼしき美女が、郷のパフォーマンスに「マジ、ヤバイ!」と叫んだ。全身を情熱の真っ赤な衣装で包んだ郷は出だしから全開。
1曲目の「GOLDFINGER’99」で早速、ジャケットを脱いで、シャキーンと身にまとう、ジャケットプレーを披露。「テレビでは見てても、ライブは初めてという方に、すべての郷ひろみを見てもらいます!ゴォ~ウ!」と惜しみなく、ターンや投げキッス、妖艶な腰フリ…。120%の郷をGOさせた。
自身のライブでは8割以上が大人の女性ファンだが、この日の観客は若年層を中心に男女比がほぼ半々という“アウェー”状態。初出演のサマソニに「楽屋を見ると知らない横文字の名前が多くて」と笑わせたが、自らのペースに持ち込むのはあっという間だった。