ダンディ坂野 画面からハケられず悲し
お笑いタレントのダンディ坂野(48)が16日、日本テレビ系のバラエティー番組「行列のできる法律相談所」に出演し、“ゲッツ”のネタを披露してテレビ画面左側からハケようとしたもののカメラマンがダンディを追ってハケることができなかった。カメラマンに「フレームアウトってやつ!」などと説明してやり直してもハケることはできず、ダンディは諦めてスタジオを去った。
ダンディは俳優でタレントの坂上忍(48)から「トークは下手なのにずっと生き残っているのはすごい」と激賞され、番組に出演。スタジオに登場すると「口がからからです。ただでさえトークできないのに」と緊張した表情を浮かべていた。ゲッツのネタでブレークして12、3年がたつというが、CM本数は9本と現在も売れっ子であることが明かされた。
出演最後で共演者から「ゲッツ」のネタを披露することを求められ、ダンディが「Ride On!」と言うと、徳島えりかアナが何のことか分からず「ん?」とポツリ。ここからつまずき始めた。坂上が「そこで『ん?』て言っちゃダメじゃん!」とツッコみ、ダンディは「乗っていこうぜっていう意味です」とギャグの冒頭を解説させられるはめになった。
仕切り直してネタを披露し、画面左側から後ずさりでハケようとしたところカメラが追いかけハケることができず。MCの東野幸治と坂上が「振っちゃダメだよ!」とカメラマンにどとうのツッコミを入れた。東野は「(ネタを)知らないの?フィックス、フィックス」とカメラを振らずに固定するように指示した。
ダンディは再度、画面左側からハケようとしたがカメラマンはまたもダンディを追いかけ、ハケることができず共演者は大爆笑。「ネタ殺し」の声が飛ぶなかダンディはカメラに近づいて「ゲッツやったらハケるの!フレームアウトってやつ!」と訴えつつも「近年、まれに見る面白さ」と周囲が笑っていることに上機嫌の表情だった。
ダンディは3度目の「ゲッツ&ターン」を披露して今度こそハケようとしたが、またもカメラは追いかけてハケることができなかった。3度目の正直もかなわず、ついにダンディは苦情を言うのを諦め、苦笑いを浮かべながら寂しい背中を見せてスタジオを去った。